一般の方へ

FUNCTIONAL NEUROLOGY

機能神経学で、

痛み・発達・動き・ 加齢に伴う変化に、 新しい解決策を。

機能神経学は、米国で発展し、 北米・豪州・欧州へ広がってきた臨床アプローチです。 眼球運動、バランス、感覚、運動、認知など 神経系の働きを多面的に評価し、 一人ひとりに合わせたリハビリテーションへつなげます。

日本でも近年、 臨床への応用が少しずつ広がり始めています。
痛みや運動制御に対する機能神経学的な臨床アプローチ
小児の発達と感覚運動機能を支える神経リハビリテーション
バランスと運動機能を評価する神経リハビリテーション
眼球運動計測を用いた神経機能の評価

WHAT FUNCTIONAL NEUROLOGY CAN ADDRESS

こんな課題に、
機能神経学という選択肢を。

痛み、発達、バランス、運動機能、視覚機能などの問題には、 症状が現れている場所だけでは説明できない 神経系の働きが関係していることがあります。 機能神経学では、眼球運動、前庭機能、感覚、姿勢、運動、認知などを組み合わせながら、 一人ひとりの状態を多面的に考えていきます。

小児のバランスと神経発達機能を評価する様子

DEVELOPMENT

ASD・ADHD・小児発達

姿勢、バランス、眼球運動、感覚処理、協調運動、注意など、 発達を支える神経機能を多面的に評価します。

ASD ADHD 小児発達
成人の慢性痛や身体機能に対する臨床評価の様子

PAIN

慢性痛・肩こり・首・腰

長く続く痛みや繰り返す不調では、 感覚入力、姿勢制御、運動制御、脳による痛みの処理も重要になります。

慢性痛 肩こり 腰痛
高齢者の歩行やバランス機能を評価する様子

MOVEMENT & BALANCE

パーキンソン病・めまい・バランス

歩行、姿勢、反応、協調性、バランスなどを評価し、 加齢に伴う変化にも合わせて神経リハビリを考えます。

Parkinson’s めまい 転倒予防
眼球運動や視覚機能を測定する神経機能評価

BRAIN & PERFORMANCE

脳震盪・視覚機能・スポーツ

眼球運動、視覚機能、前庭機能、反応速度は、 脳震盪後の評価からスポーツパフォーマンスまで重要な領域です。

脳震盪 眼球運動 スポーツ

同じ診断名や同じ症状であっても、神経系の働き方は一人ひとり異なります。 機能神経学では、病名だけではなく、どの機能に課題があるのかを評価することを大切にしています。

臨床家が患者の視線や視覚反応を評価している様子

WHY THE NERVOUS SYSTEM?

身体を動かしているのは、 脳と神経です。

目で見る。身体の位置を感じる。 バランスを保つ。筋肉を動かす。 痛みを認識する。注意を向ける。

私たちが当たり前に行っているこれらの働きは、 脳と神経系が身体から入ってくる情報を受け取り、 統合し、適切な反応をつくることで成り立っています。

だからこそ、 症状が現れている場所だけでは十分に説明できないとき、 神経系の「入力・統合・出力」という視点から評価すること が、新しい手がかりになることがあります。

INPUT 入力 視覚・感覚・前庭など
INTEGRATION 統合 脳・神経系で情報を処理
OUTPUT 出力 姿勢・運動・反応

FUNCTIONAL APPROACH

同じ診断名でも、 同じ神経機能とは限らない。

機能神経学では、診断名や症状だけをもとに 同じ方法を当てはめるのではなく、 どの神経機能に課題があり、 どのような刺激にどう反応するのか を評価しながら、一人ひとりに合わせて アプローチを組み立てます。

視覚刺激を用いて神経機能を評価している様子
01 ASSESS

詳しく評価する

原始反射、眼球運動、前庭・バランス、 感覚、姿勢、運動、認知などを必要に応じて組み合わせ、 神経系の働きを多面的に評価します。

02 INDIVIDUALIZE

一人ひとり違う

同じ診断名、同じ症状であっても、 機能の低下、左右差、過剰な反応、 身体が補う方法は一人ひとり異なります。 その人にとって何を優先して変えていくべきか を見極めます。

03 REASSESS

反応を確認し、目標まで伴走する

刺激を加えて終わりではありません。 身体がどう反応したかを再評価しながら内容を調整し、 目標に近づくために必要な次の一手 を考え続けます。

評価すること自体が目的ではありません。 評価から得た情報を、 その人に必要な臨床アプローチへつなげること が機能神経学の重要な特徴です。

世界で進む神経リハビリテーション

脳と神経を活かすリハビリテーションは、 世界で進化しています。

運動、前庭リハビリテーション、眼球運動、 感覚運動訓練、神経筋トレーニングなど、 神経機能や神経可塑性を活用するアプローチ は、発達、神経疾患、脳震盪、慢性痛、 スポーツなど幅広い領域で研究され、 臨床へ取り入れられています。

機能神経学では、 こうした神経科学・神経リハビリテーションの知見を、 眼球運動、前庭機能、感覚、姿勢、運動、認知などの 機能評価と組み合わせ、 一人ひとりの状態に合わせて臨床へ応用すること を重視します。

NCJの国際教育活動

世界の臨床と、日本の専門職をつなぐ。

NeuroConnect Japan®では、 海外の機能神経学・臨床神経科学の専門家を日本へ招聘し、 講義とハンズオン教育を行っています。 世界で発展する知識と臨床の考え方を、 日本の専門職が直接学べる環境づくりも、 NCJの重要な活動の一つです。

NeuroConnect Japanで海外講師による機能神経学セミナーを開催している様子
NeuroConnect Japan 来日セミナー / 東京・Dr. Carlo Rinaudo

神経リハビリテーションの研究と臨床応用は、 さまざまな領域で進んでいます。

神経発達、パーキンソン病を含む神経疾患、 脳震盪・外傷性脳損傷、慢性痛、 バランス・前庭機能、運動機能、 スポーツパフォーマンスなど、 神経系の働きに着目した研究と臨床応用が世界各地で進められています。

※機能神経学は、必要な医学的検査・診断・治療の 代替となるものではありません。 研究の蓄積やエビデンスの強さは、 対象となる状態や介入方法によって異なります。

専門家を探している方へ

機能神経学の専門家を選ぶために。

機能神経学は、職種名だけで専門性を判断できる分野ではありません。 同じ医療・ヘルスケアの専門職であっても、 神経学に関する教育歴、認定資格、臨床経験、 得意とする領域はそれぞれ異なります。

01

基礎となる資格

どのような医療・ヘルスケア資格や免許を持ち、 その資格・職種の範囲の中で どのような臨床を行っているかを確認しましょう。

02

神経学の専門教育

機能神経学・臨床神経科学について、 どのような専門教育を受けているか。 また、継続して学び続けているかも重要なポイントです。

03

専門領域と連携

小児発達、慢性痛、前庭・バランス、 神経疾患、スポーツなど、 臨床家によって得意とする領域は異なります。 必要に応じて医療機関や他の専門職と 連携できることも重要です。

国際的な専門認定の一例

DACNB ― 機能神経学・カイロプラクティック神経学の専門認定

American Chiropractic Neurology Board(ACNB)は、 カイロプラクティック神経学の専門認定機関です。 DACNB認定には、所定の学位・免許に加えて、 300時間以上の神経学専門教育と 筆記・実技試験への合格などが求められます。 NCJ講座の受講そのものが、 ACNBによる認定を意味するものではありません。

機能神経学の認定について

大切なこと

機能神経学的な評価やリハビリテーションは、 必要な医学的検査・診断・治療に代わるものではありません。 症状や経過によっては、 医療機関での評価や他の専門職との連携が優先されます。

よくいただくご質問

よくあるご質問

神経内科や脳神経外科とは何が違いますか?
神経内科や脳神経外科などの医療機関では、 疾患の診断や医学的治療が行われます。 一方、機能神経学では、 眼球運動、バランス、感覚、姿勢、運動などの 神経機能の働きに着目して、 評価やリハビリテーションを考えます。 両者は置き換わるものではなく、 症状や経過によっては医療機関での 診断・治療が優先されます。
医療機関で治療中でも相談できますか?
状態や臨床家の資格・専門領域によりますが、 医療機関での治療と並行して、 必要なリハビリテーションや身体機能への アプローチを検討する場合もあります。 現在の診断内容や治療方針を共有し、 必要に応じて担当医や他の専門職と 連携しながら進めることが重要です。
カイロプラクターなら機能神経学の専門家ですか?
必ずしもそうではありません。 機能神経学は、 カイロプラクティック神経学の領域を中心に 発展してきた経緯があり、 ACNBのような専門認定では カイロプラクターが中心となっています。 一方で、神経リハビリテーションや関連する臨床アプローチは、 他の医療・ヘルスケア専門職でも学ばれています。 職種名だけで判断せず、 機能神経学・臨床神経科学の専門教育、 第三者による認定資格、継続教育、 臨床経験、専門領域 などをご確認ください。
NCJの講座を受講していれば、認定された専門家ですか?
いいえ。 NCJ講座の受講歴そのものが、 ACNBその他の第三者機関による 専門資格や診療能力を保証するものではありません。 臨床家を選ぶ際には、 基礎資格、教育歴、認定資格、 臨床経験、専門領域などを 総合的にご確認ください。

NCJの基準に基づく認定専門家の情報は、 近日公開予定です。

専門家をお探しの方へ

自分に合った臨床家を、 見つけることから始めてください。

地域やご相談内容をお知らせください。 NCJのネットワークをもとに、 ご案内できる情報がある場合にはお伝えします。