FN302-apply

FUNCTIONAL NEUROLOGY / CLINICAL APPLICATION

前庭系を、 脊椎と動きの臨床へつなぐ。

FN302|前庭系ニューロリハビリテーション

前庭系を単独で考えるのではなく、 視覚・前庭・固有受容感覚を統合して、 姿勢・脊椎・身体コントロールを考える。 評価からVOR、前庭系への介入、 Sensorimotor Rehabilitationまで、 得られた所見を ニューロリハビリテーションへつなげる 臨床応用講座です。

講座内容を詳しく見る ↓
オンデマンド 6か月視聴 約9時間50分 10 NCJ単位 FN101〜103・FN301 推奨
FN302 東京セミナーで前庭系と脊椎の臨床応用を実演するDr. Carlo Rinaudo
TOKYO / JULY 2023
前庭系・脊椎・Sensorimotor Controlを 実技と臨床推論から学ぶ
受講料金
一般受講 154,000円
FN基礎講座36単位以上 110,000円
すべて税込。履修状況はNCJ側で確認します。
視聴期間
6か月
オンデマンド受講
講義・NCJ単位
約9時間50分
10 NCJ単位
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前庭系を、脊椎・姿勢・身体コントロールの臨床へ。

FN301に続いて2023年7月に東京で開催された Clinical Application Seminar。 前庭系の評価だけではなく、 視覚・固有受容感覚との統合、 VOR、姿勢・バランス、 Sensorimotor Rehabilitation、 そして脊椎への臨床応用までを 講義と実技を通して学びます。

VESTIBULAR INTEGRATION

前庭系を単独で診ない。
感覚統合から、身体コントロールを考える。

私たちが姿勢を保ち、 頭や眼球を安定させ、 環境の中で身体を動かすためには、 前庭系だけでは十分ではありません。 視覚・前庭・固有受容感覚から得られる情報を統合し、 脳が「自分の身体」と「外部環境」の位置関係を どのように捉えているのか。 FN302では、その統合から 前庭系と脊椎・姿勢・運動の臨床を考えます。

FN302のテーマは、 SPINE − VESTIBULAR − BRAIN。 前庭入力だけではなく、 視覚・体性感覚・固有受容感覚・運動関連情報を含めた multimodal integrationとして神経系を捉えます。

From Sensory Input to Motor Control

01 SENSE 感覚情報を受け取る
02 INTEGRATE 複数の情報を統合する
03 MAP 身体と環境を把握する
04 CONTROL 眼球・頭部・身体を制御する
05 REHABILITATE 所見から介入へつなげる

前庭系は、眼球だけを制御しているわけではない。

前庭・頸部・脊髄系の反射を通して、 眼球、頭部、体幹、姿勢の安定化へつながります。

VSR Vestibulospinal Reflex 空間の中で身体を安定させる
VCR Vestibulocollic Reflex 重力に対して頭部を安定させる
VOR Vestibulo-Ocular Reflex 頭部運動中の眼球を安定させる
CCR Cervicocollic Reflex 体幹に対して頭部を安定させる

半規管と耳石系。
異なる前庭情報を、臨床でどう見るか。

頭部の回転運動、重力、直線加速度、 身体の垂直性。 異なる前庭情報を評価し、 患者の姿勢・眼球運動・身体コントロールと 関連づけます。

01 / SEMICIRCULAR CANALS

回転運動と、眼球・頭部の安定化。

三半規管から得られる角加速度情報と、 そこから生じるVORを 評価・臨床応用につなげます。

  • Head movement
  • VOR
  • Gaze stabilization
  • VOR suppression
  • Visual motion sensitivity
  • Balance response

02 / OTOLITHIC SYSTEM

重力と垂直性を、どう感じているのか。

卵形嚢・球形嚢から得られる 重力・直線加速度情報を、 身体のorientationや righting responseと関連づけて考えます。

  • Gravity
  • Linear acceleration
  • Subjective Visual Vertical
  • Head / body orientation
  • Righting response
  • Postural control
VOR IN CLINICAL REHABILITATION

VORを「知る」から、刺激を使い分ける臨床へ。

FN302ではVORを単なる反射として学ぶだけではなく、 頭部・眼球・ターゲットの関係を変えることで、 前庭系への入力をどのように変化させるのか を臨床的に考えます。

VOR x1

固定したターゲット × 頭部運動

視標を固定しながら頭部を動かし、 VORを利用したgaze stabilizationへつなげます。

VOR x0

頭部とターゲットを同時に動かす

頭部と視標を同方向へ動かし、 VOR suppressionを利用した課題として考えます。

FN102 / UNDERSTAND

前庭系を理解する

前庭系の神経解剖・生理・機能を学び、 機能神経学に必要な基礎を構築します。

FN302 / INTEGRATE & REHABILITATE

所見をニューロリハビリテーションへ

前庭・視覚・固有受容感覚を統合し、 脊椎・姿勢・運動の臨床へ応用します。

FN302の目的は、 前庭系の検査項目やエクササイズを増やすことではありません。 患者がどのように身体と環境を認識し、 どの情報が身体コントロールに影響しているのかを考え、 その所見をリハビリテーションへつなげること。
TOKYO SEMINAR / HANDS-ON

講義だけではない。評価し、動かし、その反応を確かめる。

FN302は、前庭系やSensorimotor Controlを スライドだけで学ぶ講座ではありません。 評価方法、頭部・眼球への刺激、 身体コントロール課題を、 参加者を対象に実際に確認。 理論と実技を往復しながら、 臨床への落とし込みを学びます。

2023年7月、東京で開催された対面セミナー。 Vestibular × Visual × Proprioceptive × Sensorimotor の関係を、講義・デモンストレーション・ハンズオンを通して確認します。
FN302 頸部・頭部のベッドサイド評価デモンストレーション
CERVICAL / BEDSIDE ASSESSMENT 頸部・頭部から得られる情報を、 前庭系との関係から確認する
FN302 頭部と前庭系への評価・刺激の実演
HEAD / VESTIBULAR INPUT 頭部位置と刺激に対する 神経系の反応を確認する
FN302 視覚・前庭刺激を用いた臨床デモンストレーション
VISUAL × VESTIBULAR 視覚情報と前庭入力を組み合わせた 臨床的な刺激を実演
FN302 Sensorimotor Controlとバランス課題の実技
SENSORIMOTOR CONTROL 身体を動かしながら、 安定性と運動コントロールを確認する
FROM THEORY TO PRACTICE

「この検査を行う」という手順だけではなく、 何を評価し、どの反応を見て、 その情報を次の介入へどうつなげるのか。 実技を通して、前庭系の知識を臨床判断へ変換します。

SCOLIOSIS / CASE-BASED LEARNING

側弯症を、「曲がった脊椎」だけで考えない。

FN302では、講義内のCase Studyとして 脊椎側弯症を取り上げます。 構造だけを見るのではなく、 脊椎のalignment、function、controlに 何が影響しているのかを、 機能神経学の視点から検討します。

CLINICAL QUESTION

Is it purely structural?

側弯症は、 脊椎そのものだけの問題なのか。 それとも、 身体を空間の中で認識し、 姿勢を制御する神経系 まで考える必要があるのか。 この問いから臨床推論を進めます。

What may influence spinal alignment, function and control?

  • Vestibular system
  • Proprioception
  • Eye movements
  • Sensorimotor control
  • Hormonal factors
  • Metabolic function
  • Genetic factors
  • Structural factors
01 / STRUCTURE

脊椎の状態を確認する

側弯の程度や脊椎・関節の動きを確認し、 構造的な情報を整理します。

02 / SENSORY INPUT

感覚入力を評価する

視覚、前庭、固有受容感覚など、 身体定位に関わる入力を検討します。

03 / INTEGRATION

身体コントロールを考える

小脳・脳幹・Sensorimotor Integrationなど、 複数の所見を関連づけます。

04 / REHABILITATION

介入へつなげる

所見に応じて前庭系・身体認識・姿勢制御への リハビリを組み立てます。

CASE FINDINGS

症例から統合される所見

  • Sensorimotor integration
  • Cerebellar / brainstem function
  • Visual / proprioceptive / vestibular function
  • Autonomic regulation
CLINICAL APPROACH

所見を、介入設計へ

  • Vestibular recalibration
  • Body awareness retraining
  • Sensorimotor rehabilitation
  • 患者の反応に応じた再評価と調整
Case Studyの目的は、 「側弯症にはこの治療」と結論づけることではありません。 構造、感覚入力、神経系の統合、身体コントロールを どのように関連づけて臨床像を組み立てるのか。 FN302では、その臨床推論のプロセスを学びます。
所見からリハビリテーションへ

評価して終わらない。得られた所見を、介入へつなげる。

前庭系、固有受容感覚、 感覚運動コントロール、脊椎機能。 FN302では、それぞれを評価するだけではなく、 得られた所見から介入を選び、 その反応を再評価し、 次の課題へ進める という臨床の流れを学びます。

臨床で大切な考え方

評価し介入、もう一度測る。

介入前後で同じ評価を行うことで、 患者の反応を比較できます。 「行った治療」ではなく、 「患者に起きた変化」を基準に次を判断する。 FN302では、この考え方を実技の中でも確認します。

01 評価 左右差・方向・反応を確認する
02 介入 所見に応じた刺激・運動を選ぶ
03 再評価 同じ評価で変化を比較する
04 進行 次の課題と負荷へ進める

前庭系から脊椎まで、介入を一つの臨床としてつなぐ。

特定のエクササイズを一律に当てはめるのではなく、 患者の評価所見に応じて、刺激や運動課題を選択します。

01 / 前庭リハビリテーション

前庭系への入力を調整する

頭部・眼球運動、視覚情報、 姿勢・バランスを組み合わせ、 評価所見に応じて前庭系への入力を変化させます。

  • VOR x0 / VOR x1
  • 視線安定化トレーニング
  • 視覚と前庭系の統合
  • 姿勢・バランス課題
  • 立ち直り反応
  • 前庭電気刺激(GVS)

02 / 感覚運動・固有受容感覚

身体の位置と動きを再学習する

身体をどの程度正確に認識し、 意図した位置や方向へ動かせるのかを評価し、 フィードバックを用いて再学習します。

  • 関節位置覚誤差(Joint Position Error)
  • 運動覚(Kinesthesia)
  • 分離運動
  • 頸椎・脊椎の固有受容感覚
  • レーザーターゲットを用いたフィードバック
  • 介入前後の再測定

03 / 脊椎リハビリテーション

「動かす」から「制御する」へ

可動性を獲得するだけでなく、 その可動域を患者自身が安定して制御し、 筋力・持久力へ段階的につなげます。

  • 脊椎の可動性
  • 安定性と運動制御
  • 筋力・持久力
  • 胸椎・腰椎のコントロール
  • 股関節・体幹の分離運動
  • 段階的な負荷設定
感覚運動・固有受容感覚の実技

関節位置覚誤差、運動覚、分離運動を評価し、 介入後に再び測定。 左右差や動作方向を比較しながら、 患者にどのような変化が起きたのかを確認します。

神経筋系から考える脊椎リハビリテーション

いきなり筋力トレーニングから始めるのではなく、 可動性、安定性と運動制御、筋力・持久力の順に 患者の状態を段階的に進めます。

01

可動性

Mobility

必要な可動性を確保し、 運動制御へ進むための土台を整えます。

  • モビライゼーション
  • マニピュレーション
  • ストレッチ
  • 肋骨・横隔膜へのアプローチ
02

安定性と運動制御

Stability & Control

可動域の中で身体を正確に位置づけ、 脊椎・骨盤・四肢の協調を高めます。

  • レーザーによる視覚フィードバック
  • 体幹コントロール
  • 股関節・骨盤の分離運動
  • 四つ這いでの運動課題
03

筋力・持久力

Strength & Endurance

身体コントロールを維持した状態で、 より複雑で持続的な負荷へ進みます。

  • プランクの段階的進行
  • 片側への荷重課題
  • 複合的な運動パターン
  • 持久性トレーニング
レーザーターゲットを利用した実践例も紹介します。 身体に取り付けたレーザーとターゲットの位置関係を 視覚的に確認することで、 脊椎・骨盤・股関節などの位置と動きを 患者自身が認識しながらトレーニングします。
Dr. Carlo RinaudoによるSpinal Dural Releaseの実技
脊髄硬膜リリース・実技 Dr. Carlo Rinaudoによるデモンストレーション
特別実技デモンストレーション

Spinal Dural Release

FN302では、 Dr. Rinaudoによる Spinal Dural Release (脊髄硬膜リリース)の実技 も収録されています。 講義内では、 身体と頭部の位置を変えながら 脊椎・神経系への張力を評価し、 運動を利用してアプローチする方法として紹介されます。

  • マニピュレーションを必要としないアプローチ
  • 身体と頭部の位置を変えながら評価
  • 頭部運動に対する保持・抵抗を利用
  • Pitch・Roll・Yawの各方向を利用

※ Spinal Dural Releaseは、本講義内で紹介される臨床アプローチの一つです。 本ページは講義内容を紹介するものであり、特定の治療効果を保証するものではありません。

FN302で学ぶのは、 エクササイズの種類を増やすことではありません。 評価から介入を選び、 その変化を確認し、 患者が身体をより正確に認識・制御できるよう 段階的にリハビリテーションを組み立てること。
講師・日本語通訳

世界の臨床神経科学を、日本の臨床へ。

Dr. Carlo Rinaudoによる 前庭リハビリテーションと臨床神経科学の講義を、 Susumu Ikedaが日本語通訳・臨床サポートとして提供します。 専門用語を訳すだけではなく、 講義の意図を保ちながら、 日本の受講者が臨床へつなげやすい形で学べる オンライン講座です。

Dr. Carlo RinaudoとSusumu Ikeda FN302東京セミナー
2023年7月・東京 Dr. Carlo Rinaudo × Susumu Ikeda
講師

Carlo Rinaudo

PhD, DC, DACNB

オーストラリアを拠点に、 臨床神経科学・前庭リハビリテーションの 臨床・教育・研究に携わるDr. Carlo Rinaudo。 FN302では、 前庭系と脊椎、固有受容感覚、 感覚運動コントロールを統合した臨床応用 を、講義と実技を通して解説します。

日本語通訳・臨床サポート

Susumu Ikeda

DC, DACNB

機能神経学の専門教育と臨床経験を背景に、 Dr. Rinaudoの講義を日本語で提供。 専門用語だけではなく、 神経学的な意図や臨床的な文脈を保ちながら 理解できるよう通訳・サポート します。

通訳: Yuki Iwakami, DCも本セミナーの日本語通訳を担当しています。

FN302|受講概要

2023年7月に東京で開催された Vestibular Neuro-Rehabilitation for the Spineを収録。 約9時間50分の対面セミナーを、 オンデマンドで受講できます。

講義時間 約9時間50分 東京対面セミナー収録
開催 2023年7月 東京
視聴期間 6か月 オンデマンド
NCJ単位 10単位 継続教育単位
推奨される事前履修

FN101・FN102・FN103・FN301

必修ではありませんが、 FN302の内容をより深く理解するために 事前履修を推奨しています。

対象

健康・運動・臨床に関わる専門家

カイロプラクター、理学療法士、作業療法士、 オステオパス、柔道整復師、手技療法家、 アスレチックトレーナー、 健康維持・増進に関わる事業者。

一般受講 FN302 通常受講 154,000円 税込
継続受講価格 FN基礎講座36単位以上 110,000円 税込

NCJで履修状況を確認のうえ適用します。

FN302|前庭系ニューロリハビリテーション

前庭系の知識を、 脊椎と動きの臨床へ。

前庭・視覚・固有受容感覚を統合し、 評価から介入、再評価へ。 FN302で、前庭系を実際のニューロリハビリテーションへつなげます。

受講申請

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